「なんでうちの親はこんな言い方しかできないんだろう」「わたしがお母さんになったら優しいお母さんになって困らないように常に助けてあげて。。。。」と固く決意したものの不思議なことに母に言われて嫌だったことをそのまま娘にしてしまい、自己嫌悪なんてことがしょっちゅうありました。
結局母も私も同じなのです。
20代~40代は自分の子育て、50代は孫の子育てをしているわけですが、孫育ては自分が果たせなかった子育てのやり直しの場を与えてもらっているようなもので体力的には大変ですが充実しています。
子育てで子供を不本意に叱ってしまう理由のひとつが、自分の思い通りにいかない事ともうひとつ「心配だから」ということがありますよね。
常に心配で、だからお母さんも不安なんです。
うちの娘は身体が小さくて食も細く、そのせいか風邪ばかり引いていたので娘の食に関していつも心配で不安で、「ひとくちでも多く食べてほしい」と願っていました。
その結果食べたら褒める、食べなければ叱るといったことをしていましたから娘にしてみたら苦痛だったと思います。
今なら食べる量の強制はできないことくらいちゃんとわかりますが当時はわかりませんでしたね。
今朝の孫の朝食は卵とねぎの入ったチキンラーメンで娘の子育て時代では考えられなかったメニュー構成でした。
メスティンで作って、朝から少しだけアウトドア気分を出してあげたらめちゃ喜んでいました。
リンゴも食べたしこれでオッケー
何が言いたいかというと、子育てはだいたいできていればいい(6割くらいで)
まだまだ先は長いのです。
子育ては大変ながらもやりがいのある経験です。
あなたのアイデンティティは何ですか?と聞かれたら、
子供を育てたひとりのお母さんです、と答えます。(むしろこれしかありません)
それが私のIDです。
子育てこそ一大事業‼