親同士のコミュニケーション

子供の共感性を育てるために周りの人と一緒になって喜んだり悲しんだりする姿を親ができるだけ豊富に見せながら育てることで子供は色んなことを感受性豊かに学び取ります。

現代社会では人づきあいが煩わしいと感じる人も多く、ひとりでいることを選ぶ人も増えています。

しかし、日々の暮らしの中で親が夫婦同士で、または親戚や地域の人たちとにこやかにコミュニケーションをとる姿を日々子供に見せながら生活することは今の日本の社会では非常に重要で価値のある生き方だと思います。

子供は親が他の大人と話をしている姿を見てコミュニケーションの方法を学ぶと言われています。

お友達や他の大人たちとコミュニケーションをとる力を身に付けるためには親というお手本が必要なのですね。

そして親は話している姿を子供に見せることも大事ですがさらに大切なのは子供の話をよく聞いてあげる事です。

子供を育てる時に「親の言うことをよく聞く子供になってほしい」という思いは多くのお母さんが共通して抱いている感情だと思いますがそれ以上に意義深いのは「親が子供の話を聞く」事です。子供が話す楽しい話題を豊かな感情で聞く事がとても大切です。

普段からきちんと話を聞いてあげることで、

誰にも言えないような辛い、悲しい思いをしてきても、安心してお母さんに話すことができる子供に育つでしょう。

楽しいことはもちろん、微笑みながら聞いてあげてください。悲しい話題であってもじっくり耳を傾けて一緒に悲しむ。そんな心のゆとりを持って子育てを楽しみましょう