そろばんが教えてくれた「諦めない心」

私が経営するそろばん教室では、子ども達が何回も計算を繰り返しながら答えを導く姿をよく目にします。

その根気強さは私がシングルマザー時代に何度も壁にぶつかっては立ち上がり
前に進んでいた自分姿とのよく似ています。

前に進んで行けたのはそろばんをやって居たからなのかどうなのかはわかりませんが(笑)


シングルマザーの壁とは私の時代は子供が小さいと定職に付けなかったことがとても多かったんです。
今でもシングルマザーが正社員として働いているのは全体の30パーセントだと言われていますね。
面接に行っても「お子さんが体調不良になったらどうしますか?」の問いに
どうにもならずそのまま不採用となる場合が殆どでした。

シングルマザーは専門職でない限り、貧困になるのは当たり前なのですよ。

今の世の中は。

働ける場所がないのですからね。

さて話を本題に戻ります

「子どもの挑戦を否定しない母親がいるだけで、子どもの可能性は広がる」と佐々木正美先生の著書に書いてあり、

子育て時代の私は私それを

「もう一度やってみよう』が子どもの未来を拓く」と自分なりに解釈しました。

実際、娘が失敗したときも「大丈夫、次はどうする?」と声をかけると、
不思議とモチベーションが上がり自分で考えて行動できるようになりました。

今でも教室で子どもたちに接するとき、「失敗を受け止めるより、次の挑戦を応援できる母になる」と心に留めています。