「子供は交渉の達人」この言葉を最初に用いたのはアメリカの心理学者ロバート・コーシーです。彼は、子供たちが自分たちの欲しいものを手に入れたり相手を説得する事において、大人たちよりも優れた交渉スキルを持っているという説を提唱しました。
うちの孫の子育てにおいても、「テレビ見たい」「おやつ食べたい」と言った事も日々交渉しながら欲求を満たそうとしています。「勉強してから」「ご飯をこれくらい食べれたらね」等々ですね(^^)
勉強はあと1ページ頑張ったらテレビ見ていい?ブロッコリーあと一つ食べたらおやつ食べていい?といった感じです。
子供は特に小さなお子さんは、自分でテレビを付けたり、おやつを取ってきて食べたりできないので、欲求を満たすために常に保護者と交渉しながら生活をしています。
教室内でも同じです。
優秀な交渉人たちが
「このステージ頑張ったらリフレッシュしていい?」
「いやいやまだ10分しかたっとらんよ。あと2ステージ頑張れるでしょ」
「この問題解いたらお買い物ごっこしようよ」
「いやいやあと2問頑張ってよ、そしたらお買い物→ゲームでレッスン終わりにしよう」
こんなやり取りが教室内では日常です。
子供は大人に比べて人間関係や社会の枠組みに囚われておらず純粋な気持ちで向き合って来ますし、感情表現がとても豊かなので交渉に負けてしまいそうになることもしばしば。。。
しばらくは交渉に使えそうなお買い物ごっこをバージョンアップし、優秀な交渉人たちと気持ちのいい擦り合わせができるように準備しようと思います。
いつもありがとうございます。
感謝の気持ちを忘れずに。。。